現役耳鼻科医が警告!
難聴は認知症の始まりって
知ってますか?
難聴が認知症を悪化させてしまいます
音の少ない世界で満足していませんか?
あなたは不自由していなくても、ご家族やご友人が困っていませんか?
日常でこんな体験ありませんか?
家族や友人とのコミュニケーションがうまくいかないと感じていませんか?
テレビの音が大きいと言われる
自分では普通に聞こえていると思っていても、家族から音がうるさいと言われる!
会議やセミナーでよく聞き取れない
重要な話を聞き取れず、
仕事で困ったことがある
1対1の会話は理解できるが、
大人数の時は会話が聞き取れない
たくさんの人が集まって色々な方向から会話をしている状況では、
話の内容がわからない
話の内容がわからず、
適当にわかった振りをして返事をしていることがある
聴覚からの刺激
聴覚からの情報により、色々な思考が生まれ、
「うれしい」「楽しい」「悲しい」「怒り」などの情動が引き起こされます。
このことから、聴覚はコミュニケーションをする上でとても重要です。
音の刺激は、耳から脳に伝達され、脳を活性化させます。
もし聴覚からの音刺激が減少したらどうなるでしょう?
難聴は認知症の危険因子
今は大丈夫でも、難聴を放置することで
将来、ご家族が困ります!
そうならないように早期に対策をしましょう!!
高齢者の4人に1人は、認知症あるいはその予備軍と言われます。認知症の危険因子として、「加齢」「高血圧」「遺伝」「糖尿病」「喫煙」「頭部外傷」があり、「難聴」もその一つです。
難聴が進行すると
だんだんコミュニケーションを取れなくなり、以下の状況が起こります
注意力の低下
会話の聴き取りの低下
記憶力の低下
イライラ、憂鬱などの情緒不安定
社会からの孤立
コミュニケーション不足
早い段階での補聴器の利用が有効です
補聴器なんてまだまだ必要ないと思っていませんか?
是非、自分のために、ご家族のために、補聴器をご利用してください。
耳鼻科医である私の失敗談です。
私の祖母は中等度の難聴でした。しかし、認知症になる前に、補聴器を勧めたのですが、「まだ付けたくない」「音がうるさい」「面倒くさい」と結局購入に至らず過ごしていました。ある時突然自分で立てなくなり、しばらくは自宅で私の両親がつきっきりでお世話をしていました。すぐには改善の見込みがなく、結局介護できる施設に入所することになりました。急に環境が変化した事により、認知症を発症しました。何度説明しても、もう補聴器をつける必要性を理解できる状態ではなく、結局難聴と認知症によって悪循環になり、認知症もどんどん悪化していきました。
この実体験により、必要性を理解できるある程度早い段階で、
補聴器の導入を強く勧める必要性を改めて認識いたしました。
難聴が進行して困っているのは、ご本人だけではありません。
ご家族が大変困ってしまうことが多いです。